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地域密着の企業『株式会社 綿引無線』代表取締役のBLOG
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時代を超えた向上を目指して!!

 

 4月となりました。

 

 年度の切り替わり時期を待っていたかのように先月下旬から桜前線が北上を開始しています。長崎を皮切りにして各地から続々と開花宣言が発表され,今では関東を通過して北陸地方まで到達しているようです。本州としては東京地方でいち早く満開となりました。今年は真冬の気温があまり下がらなかったことから,見ごろの期間が短いとの見方があるようですが,いずれにしろ,この時期は限られた時間の中で如何に桜を愛でることができるのかに気を揉むところでもあります。『花の色はうつりにけりな…』という心持ちは古から変わっていないようです。

 

 この季節は期待に胸を膨らませて新たな門出を迎える方々も多くおられると思いますが,一方で,先月にはメジャーリーガーとして来日していたイチロー選手の引退が発表され,これまでの様々な活躍が連日クローズアップされています。先日も“3000安打の軌跡”ということでテレビ番組が流れていましたが,次々と映し出される打撃や走塁やレーザービームはその一つ一つが心躍るような爽快感を与えてくれるものでした。さらに,画面に表示されていた安打数のカウントによって,3000という数字の積み重ねが如何に偉大なものであるかを改めて認識させられました。

 

 イチロー選手というとかつて小学生時代に書いた作文が話題になりました。また,高校生の時には幽霊騒動もあったようです。何れにしても人知れず練習に励んだ努力の人ということは確かなようです。小学生時代から365日のうち360日を激しい練習に費やしていたということですので,我々にはなかなか想像できないような話です。引退というと,かつてミスタージャイアンツと呼ばれた長嶋の引退試合が思い浮かびますが,その後に新聞紙上で自身が書いていた記事により,学生時代の極めて厳しい練習の状況を知ることとなり,それまでのイメージが変わったことも強く覚えています。

 

 やはり優れた実力を発揮できる背景には,人知れない努力が欠かせないということのようです。当然,生まれながらの素質ということも関わってくるのは確かですが,それを磨き上げてさらに高めていくことができるかどうかは,ひとえにその後の努力に依るところが大きいことは当然と言えばその通りです。ただ,どの程度それに打ち込めるかについては,なかなか難しい問題があり,我々としてはその点が忸怩たる想いのするところでもあります。

 

 尤も,これらの優れたヒーローが示してくれた考え方や取り組み方の中には,我々も参考にすることができるような教訓が隠されているように感じます。イチローと言えば,以前から毎日食べるカレーがよく知られていたように,ルーティーンと呼ばれるような規則正しい生活パターンが有名でした。先日の記者会見では試合前に食べるおにぎりの話も注目を集めていました。これは練習においても徹底されているようで,誰よりも早く来て自分のメニューをこなしていくということを決して変えずに行っていたようです。ここ数年は控え選手となることが多かったものの,練習の仕方はレギュラー時代と変わらなかったと言います。

 

 そこには,どんな状況においても,またどのような場面で起用されても,期待されている働きを確実に果たすという“プロとしての意識”と,それを実現させるための“備えを怠らない”という強い意志が示されているように感じます。さらには,日常の生活を安定させることで“体調を常に万全にしておく”という意味合いもあるように思います。得てしてバイオリズムなどと言って安定化していない結果を受け入れてしまっている考え方とは全く異なる姿勢と言えます。

 

 確かにここには非常に重要なポイントが隠されており,我々が日常的に行っている業務においても,“平常”をどれくらい安定させておけるかによって“異常”を検知できる変化の幅が左右されることはたいへん理解できるところです。言ってみれば,普段から行動にムラが大きい場合には,その成果も安定せず,さらには周囲の異変に気付くタイミングも遅れてしまうという残念な結果になってしまうということのようです。

 

 かつてサーカスなどで見ていた玉乗りで言えば,熟練者の場合には玉の上で平然と立っているように見えますが,実は微小な変化を感じ取って,微妙な範囲で常に調整をしているという状況に通じるもののように思います。ところが初心者ではそうはいかず,大きく体制が崩れてから調整しようとするため,その時にはもう手遅れという状況になってしまいます。

 

 一方,先日の引退発表時におけるイチロー選手の会見を振り返ると別の観点からの意味合いも感じ取れます。それは,安定化させることにこだわっているのは自分の限界であって,それを超えることを繰り返すことを常に心がけているという姿勢のようです。「自分の限界を見ながら,ちょっと超えていくということを繰り返す」という言葉には,“自分自身を冷静に見つめて”その上で“着実な向上”を目指すという意識が感じられます。

 

 平成に代わる元号が決まり新たな時代の幕開けとなりました。通信の分野においても,革新的と言われる第5世代移動通信システム(5G)についての事業者への周波数割り当てが4月10日に決定されます。いよいよサービス開始へ向けた具体的な動きが始まることとなります。

 

 長い歴史を経て発達してきた通信技術が,前世代(4G)で世界統一化が成し遂げられ,正に“New Radio”として新たな時代に展開されていきます。

 

 時の流れは確実に進んでいきますが,時代を超えて着実な向上を図っていくために,ここは自分自身を冷静に見つめていく必要があるようです。

 

 

 

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