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地域密着の企業『株式会社 綿引無線』代表取締役のBLOG
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輝く令和時代の幕開けを迎えて!!

 

 5月となりました。

 

 新たな時代が始まりました。この季節は冷え込みもようやく緩み,色とりどりの草花が輝きを増して生命の息吹を感じられるようになる時期ですが,今年は例年以上に心新たな気持ちで迎える月初めとなりました。ちょうど一か月前に行われた新元号の発表から,何となく心穏やかならざる思いで過ごしてきたようにも感じます。同時に,「譲位」という202年ぶりの形式で行われるお代替わりに立ち会えることの有難みを強く意識するところでもあります。

 

 この間,終わりゆく“平成”という時代の出来事が連日のように振り返られていました。我々の世代にとっては,社会人となり最も活動的になれた30年間であったように思います。改めて振り返ってみると,その時々の社会情勢や時代の変革に翻弄された面もありますが,その一つ一つの経験が大きな糧となり蓄積されて今日があることを率直に感じるところです。その意味では我々自身にとっても掛け替えのない歳月であったと言えます。

 

 この30年という平成の時代は,歴代の元号の中では昭和,明治,応永に次いで第四番目の長さになるとのことですが,ある意味では時代の区切りとしての因縁を感じるところでもあります。かつて我々が就職する頃までは,産業の盛衰が30年で切り替わっていくようにも言われていた時代がありました。一方で,労働者の定年年齢は55歳というのが一般的であり,実質的に労働生産に関われる期間は概ね30年ということから,この年数が一つの節目と考えられていました。

 

 産業の盛衰ということでは,我々が子供の頃に近くにあった石油掘削会社の社宅を目にして,文化的な住宅環境というものを初めて感じたことを今でも強く覚えています。しかし,それから月日が流れて,今では取り残されたように動き続ける無人の採掘ポンプだけが面影を残すのみとなっています。その後,社会人となって就職した当初は,仕事で訪れる先の企業城下町と呼ばれる地域の活気に圧倒されたものですが,こちらも往時をしのぶことは難しい状況となっています。

 

 自分自身のことを考えても,就職の際にはこの30年という期間を意識して職業人としての働き場所を考えあぐねていたことが懐かしく思い出されます。現在既にその年数を経過したことになりますが,振り返ってみると自分が想像していた以上に実際の世の中の変化の方が速かったようにも感じられます。この間,職業を通して少しでも社会に貢献できるようにと思ってきましたが,結局は,自分自身が考えさせられ,気づかされたことの方が多かったというところです。

 

 “ドッグイヤー”や“秒進分歩”と言われる現代社会ですので,これからますます変化のスピードは加速していくのではないでしょうか。しかし,このように移り変わっていくものがある一方で,脈々と生き続けているものもあることが見えてきたようにも思います。どのような環境や状況となっても,基本的に大事なこととして守っていくべきものがあることを年と共に強く感じるようになってきたようです。それはある意味では時代を超越した“知恵”というようなもののようにも思います。このような“歴史的なつながり”ということを最近強く意識するようになってきたのは寄る年波のせいなのでしょうか。

 

 技術革新が進み“5G”や“Society5.0”などの新時代への切り替わりが話題となっていますが,今から約150年前の明治4年に海外と日本を結ぶ海底通信ケーブルが敷設されていたことを最近知り,ますますその意識が強くなりました。当時は,太平洋を横断するルートはなく,長崎と上海間を経由した形で,サンフランシスコに到着した岩倉使節団からの電報が,米国大陸から大西洋の海底を通ってヨーロッパ大陸に渡り,ユーラシア大陸から長崎までの全行程わずか1日で到着したとのことです。〔「通信の世紀」:大野哲弥著(新潮選書 2018年11月)〕

 

 一方で,通信ケーブルの敷設に関しては,これを支配することが情報を統制することにもつながるため,開国間もない状況の中での国益を考えての各国との交渉は困難を極めたようですが,限られた周波数帯を割り当てて利用する無線通信も同様であり,このような取り組みの流れの延長線上に現在の我々の生活や業務があることを改めて知ることができ,かつてあったブームの時以上に幕末明治維新が身近に感じられたように思います。

 

 いずれにしても,悠久の歴史の中で新たな時代への切り替わりを迎えた我々は,これから先の世代に残すべきもの,伝えるべきものを改めて考えるよい機会と捉えることが重要であるように思います。

 

 時を合わせるように,我が家の八重桜が今まさに満開となっています。新しい令和の時代がいよいよ始まりました。

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